+ EthicalVegan +
ContactTwitterFacebook
日本エシカルヴィーガン協会

ベジタリアンの種類

ベジタリアン (vegetarian) とは、野菜・果物・豆類・ナッツなど植物性の食材を主体とした食事法です。

今ではベジタリアンとえば卵・乳製品なしの ヴィーガン仕様 を指すことが多くなりましたが、かつて欧米では乳製品を取るベジタリアンが多かったため、牛乳・卵など動物性のものを含める場合があります。

主な分類は下表の通りです。飲食店の方はこれを見て対応が難しいと思うかもしれませんが、「美味しいヴィーガン料理」を作りさえすれば、殆どすべての方に対応が可能です。最近では、健康のための菜食として ホールフード菜食 (plant-based whole food)を取り入れる方が増えています。

狭義のベジタリアン
ヴィーガン vegan。完全菜食やピュア・ベジタリアン(pure vegetarian)とも言う。卵・乳製品・ハチミツ・肉・魚など動物性の食品は含まれない。動物の命の尊重から実践することをエシカル・ヴィーガン、専ら食事面のみで実践するのをダイエタリー・ヴィーガンと呼ぶ。
フルータリアン fruitarian。主に思想的な理由で根菜や葉野菜なども取らず、果実・種子・ナッツのみを取る食事法。健康法として部分的に取り入れる方も多い。
ホールフード菜食 plant-based whole food。小麦粉よりも全粒粉を使うなど、栄養素の豊富な無精製の植物性食品を勧める食事法。
広義のベジタリアン
ラクト・オボ・ベジタリアン lacto-ovo vegetarian。卵と乳製品を含めた菜食。
オボ・ベジタリアン ovo vegetarian。卵を含めた菜食。
ラクト・ベジタリアン lacto vegetarian。乳製品を含めた菜食。
オリエンタル・ベジ Buddhist cuisine。五葷を除いたヴィーガン食。乳製品を含むことも。日本の精進料理では魚出汁を使うお店もあるので注意。
部分的なベジタリアン
ペスキタリアン pescetarian。菜食に魚介類を加えた食事法。ペスコ・ベジタリアン(pesco-vegetarian)とも言うが、ベジタリアンには含まれない。
フレキシタリアン flexitarian(造語)。セミ・ベジタリアン(semi-vegetarian)とも言う。時々菜食を取り入れる食習慣。
減らしタリアン リデュースタリアン(reducetarian)の勝手訳。肉を減らして植物性食品も取り入れた食事法。
特殊な食事法
ロー・ヴィーガン raw vegan。ローフード(raw food)とは、酵素が健康によいという考えのもと、食品を加熱しないか46度以下で調理することで酵素を壊さずに食べる食事法。
マクロビオティック Macrobiotic。古来の陰陽説などに基づく玄米主体の加熱食。ヴィーガン仕様のことが多い。
ブレッサリアン 不食者。基本的に食事はせず、光と水からエネルギーを吸収する。
Wikipedia (日)

ベジタリアニズム

© 2015 日本エシカルヴィーガン協会