+ EthicalVegan +
ContactTwitterFacebook
日本エシカルヴィーガン協会

イギリスでは、食卓の3割がすでに菜食

2018年2月24日 | news, news-top

イギリスのレストランや小売店では「ヴィーガン対応」がとても重要なテーマとなってきました。それを裏付ける興味深い調査記事をご紹介します。

1 – イギリスでは、食卓の3割はすでに菜食

調査によると、イギリスでは1月末までの3ヶ月間で、夕食の29%は菜食だったとの結果が出ました。世界最大の広告代理店WPPの市場調査部門が行った調査ということからしても、いかにイギリス市場で菜食が注目されているかがわかります。

仮に菜食家が10%いるとしたら、(29%-10%)/90%で21%ですから、肉食者も4-5日に一回の割合で菜食の夕飯をとっていることになります。

菜食が増えている理由として、3点指摘されています。1つは、たくさんの種類の美味しい菜食商品が販売されるようになり、実践しやすくなったことです。もう1つは、健康的な食品についての考え方が変わり、よりナチュラルで加工されていないものへの志向が高まったことです。さらには、有名人やインフルエンサーたちが、健康のために肉を減らしたり肉を食べないことを勧めていることもあります。

2 – スーパー最大手のテスコもヴィーガン対応を強化

イギリスでシェア3割を占めるスーパー最大手のテスコ(Tesco)は、ホールフーズ・マーケットで代表シェフをしていたサーノ氏を引き抜き、「植物性商品イノベーション」のヘッドとして任命しました。Wicked Kitchenという新しい商品ラインを開始し、そこには20種類のヴィーガン・サンドイッチなどの商品が含まれています。

3 – 高級スーパーのウェイトローズ、ヴィーガンが好調の要因

高級スーパーのウェイトローズ(Waitrose)でもヴィーガン商品の売り上げが好調で、イギリスで定着しつつある「ヴィーガンの1月(Veganuary)」には特に、乳・卵ありのベジタリアン惣菜よりもヴィーガン仕様の惣菜の方が2倍売れたようです。

スコットランド料理の代名詞ともいえるハギス(羊の胃袋にモツを入れて煮る料理)を食べるバーンズ・ナイトの日には、ヴィーガン仕様のハギスの売り上げが前年比36%急増したそうです。

今年はさらにヴィーガン商品ラインアップを拡大する計画です。運営するキングスクロス料理学校では、ヴィーガンコースを始めたところ瞬時に定員になってしまいました。

4 – オンライン・スーパーのオカドもヴィーガン・シフト

オンライン・スーパーで人気のオカド(Ocado)では、「ヴィーガンの1月」に合わせて90種類のヴィーガン商品を追加したことで集客が伸びたようです。ヴィーガン仕様の品揃えが重要になっています。

5 – 世界的人気のパティシエがヴィーガン・スイーツ提供

カフェCakeBoyでは、大人気パティシエのエリック・ランラードさんによりヴィーガン仕様の豪華アフタヌーン・ティーが始まりました。1人6000円です。

6 – ミシュラン店はヴィーガン・フルコース開始

人気ミシュラン店のピーア・ア・テア(Pied à Terre)は、植物性の食事スタイルは一過性のものではないと確信し、7品のヴィーガン・フルコースを提供開始しました。

7 – パブ2店舗、完全ヴィーガンに切り替えたら売上3倍に!

ロンドンと言えばパブ。イズリントン区のBlacksmithとToffeemakerの2店舗は、完全ヴィーガンメニューに切り替えたところ、売り上げが3倍になったとのことです。

ヴィーガンに切り替えたきっかけは、肉や乳製品は環境負荷が高いうえに賞味期限切れで廃棄する量も多いことに心を痛めたからですが、工場式畜産の悲惨さも主な理由でした。エシカルマインドが高いことは、今の時代ではバリューになるのです。

8 – ピザ・チェーンもヴィーガン対応

ピザ・チェーン店のピザ・エクスプレスやピザ・ハットも、当然のようにヴィーガン・チーズ仕様を提供しています。

9 – 代替肉メーカーQuorn社は急成長

イギリスを代表する代替肉の加工食品メーカーのクォーン(Quorn)社は、昨年の売り上げが過去最大の16%アップと、急拡大しました。肉や魚の量を減らす非菜食者が増えてきたことが売り上げに貢献しています。

(日本語記事のご紹介: "「死のない肉」クォーンが急成長 人工肉市場がアツい" – Newsweek日本版)

10 – イギリスの半数がヴィーガン食品を歓迎

英国ヴィーガン協会の調べによると、調査対象者の51%は小売店や飲食店でのヴィーガン食品の取り扱いを歓迎し、9%はより多くの商品を希望しているとのことです。

11 – ヴィーガンの求人サイトも

アメリカやイギリスには、VeganJobs.comというヴィーガン専門の求人サイトまであります! 人が人らしく、動物が動物らしく生きられるような世界を望んで立ち上げられた素晴らしいサービスです。いつか、エシカルヴィーガンが当たり前な社会になってくれることを願います。

さて、いかがでしょうか? 日本でもいずれ急成長するのは間違いありません。ならば、いち早く商品開発し、対応していかないと時代の流れに取り残されてしまいます。

2020年の東京オリンピックに向けて、すべてのレストランにヴィーガン仕様のメニュー導入を目指す 「ベジプラス(Vege+)運動」 を進めていきましょう!

3 件のコメント

    • 2018-02-24 18:39

    日本でもveganを広げたいですね。
    いつか畜産が無くなる事を願っております。

    • 2018-03-01 02:46

    時代遅れな肉食をやめてVegan 食卓革命をみんなで実行しましょう!

    • 2018-12-07 16:38

    ビーガンです。一歳の子供の食事もビーガンですが「かわいそうだからやめなよ」と友人に言われます。理解されなくて辛いです。このまま子供が大きくなった時にもっと住みやすい社会にしてほしい。日本にもビーガンを理解

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

© 2015 日本エシカルヴィーガン協会